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2015年12月11日

続編 秋の西丹沢登山。静かなぶなの森歩き・・・いったいバスに間に合うのか!?

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霧雨の中からふいに現れた 熊笹の峰 ここには大きいテーブルが

2つあり休憩出来ます。お腹が空いていましたが

檜洞丸頂上までここから地図で40分、もうひとガンバリして行っちゃいましょう!





雲の中の世界は幽玄で物静か。ぶなが語りかけてくるようです。


この森で静かに物思いにふけて歩くと、時間がゆっくりと


雲と一緒に流れて行きます。




森に溶け込んで行きそう・・・・この神聖な森にいつまでも身を委ねたくなります。


でも・・・一人ではちょっと心細い。神秘的な場所です。 


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ぶなを眺めながらあちこち歩き約30分、檜洞丸に無事到着。 


展望は開けていませんが、幽玄な雲中ランチを楽しみました。


気温はかなり冷え込んでいます。


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標高1600M 雲の切れ間から太陽が照らされると

一瞬で空気が暖まります。



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太陽光で、パッと明るい雰囲気になったり

めまぐるしく変わる自然の光景を、肌で体で感じました

植生保護木道が永遠に終わらないのか!?と思うぐらい長く続きます。


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さぁ14:30です。山を降りましょう。地図タイムだとゴールの西丹沢教室まで

2時間10分 。目標のバスは16:25発です。

(一応次便17:05発もありますが保険的に捉え、あくまでも前のバスを

目標に設定して安全対策します。)


下りだし、少し早いペースで行けば間に合うかな?


下りのガレた道は思ったよりも険しく、枯葉に隠れている浮石もあり

足元は安定しません。怪我をしないように安全第一で、急坂やクサリ場を下降します。


高度が下がりつつ体は徐々に暖まり、植生も気温も変化してきます。





ふいにコゲラ(きつつき)が木の幹をコンコンたたいてる姿を発見!


見逃せませんよ〜そっとしばらく見守ります。山ならではのお楽しみ優先ですね。


先は急がない事にして、コゲラが飛び立つまでじっと観察していました。



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地図上の展望園地下までかなりの下りの難所で苦戦! 

檜洞丸頂上からすでに1時間経過・・・


もちろん展望は無いので展望園地はスルー。 

春先にでも、眼下に広がる景色をまた見に来たいです。




やがて谷に響く沢の音がさわさわ聞こえ、遠目でもはっきり見える

白い広川原が、落葉した木々の間から見えてきました。・・・・

しかしなかなか川原に到着しません。木の根っこの間や

階段状の滑り落ちるような急斜度な道でやっとこ川原に到着です。


もし逆に登ったら、いきなり這い上がるような道・・・以前はこの急な尾根道

(ツツジ緑道へのアプローチで戦意喪失して引き返してたんだなぁ・・・



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この明るい河原は自然のままの景観が美しく、沢や橋の雰囲気も良く


 気持ちよく快適な場所です。この河原に来るだけでも西丹沢訪問の価値があります》



広い川の反対側へと石に飛び乗り移動。ようやくゴーラ沢出合いです。


もう登山道は終って割りと平坦な道で、林道まで行けそうと勝手に思い込み


時計を見れば16:05 。ここまで地図上のタイムより時間かかってます。


バスの発車時間まで残り20分。走りまくれば間に合いそうでしたが


この先の道が不明なのであきらめ、次便にします。


最後の山道をゆっくり堪能しましょう。


このあきらめが結果的には正解でした。





落ち葉たっぷりな、シングルトラックの巻き道。

大きく蛇行したり派手に登りはしませんが


細かいアップダウン、木の橋が何度も現れしつこい!笑 


林道に到着する気配が一向にしません。 



(終わり間近の安心感からでしょうか?なぜか地図で時間も確認せず


 林道は近いはず、すぐに山から出れると完全に思い込んでいました。 


 ゴーラ沢出合から西丹沢自然教室まで、タイムは40分もあるのに・・・笑)


 日没時間も迫り、森がだんだんと薄暗くなってきました!





 バスの時間と日没を気にしなければ、楽しい尾根道ですが、

 すでに6時間以上行動しているので、体の疲労感が先へ先へと急がせます。

  まだかまだかと進みつつも、さすがに16:30の日没時間になると

 じわじわと暗闇が辺り一面迫って来ました。


 立ち止まり早めに、安全ハンドライトオン! 明るい光りに安心しますね。



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まさか使うと思わなかったライト。携帯してきて本当に良かった!


ライトなければ、この先の暗闇へは進めませんでした。


あと少しで林道終わりという所で、ライトなしで道が見えず

ビバーク経験済み・・・なのでそれ以降は必ずライト携帯してます。

登山の基本ですね。

山中ですから当然ですがこのいきなりの真っ暗闇は、だれしも不安で心細くなります。

一人だったらなおさら・・・・


今回は3人グループであり、全員ハセツネや夜間登山経験者なので

慌てずライト使用を楽しみました。


(楽しめるのは、もう少しで山道が終わるのが判っているからですね)





ふと目の前に、ピカピカ闇夜に浮かび上がる蛍光色の物体が近付いてきました。


いったい何なんだ〜!? 倒木の横に手袋両手が置いてあります。


しかも指がぼろぼろ破れていて、なんか薄気味悪いな〜 


はて、落し物か忘れ物か?届けるべきか?・・・一瞬迷いましたが 


これは触る事が出来ないぞ〜!って事でここはスルーです。^^ 




きっとここで同じ事を感じてる登山者が、後をたたないはず(笑)


まもなく登山終了で気が緩むのか、両手袋またまた道に落ちてます。(笑)


ゴール寸前で気が緩み、転んだり怪我したりする方も多いです。


最後の最後で怪我したら、気分へこみますよね〜 


ゴール50M前、何にも無いところで転んで両膝出血経験済み(笑)


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最後にみんなで気を締め直し、暗闇を進みます。

辺りが少し開けて沢筋に沿った谷の道に変わり、濡れガレ石上を

慎重にルート探しながら通過。ようやく舗装の林道が見えてきました。



元々薄暗かった、檜洞丸入り口の看板に到着!山道から無事脱出しました! 


時間は16:45。やはりコースタイムより時間かかってます。


後は17:05発のバスに間に合うだけですが、西丹沢教室までの

距離と時間がまだ不安で安心出来ず、小走りでGO!




少し走ると建物が見えてホッと安心。

しかし〜それはウェルキャンプ場で、まだ西丹沢教室じゃないじゃん!


暗闇が不安を募らせます・・・・やがて町に戻れる道に希望を託し

しっかりライトを照らします。



わずか2〜3分でしたが、やけに暗闇の時間は長く

遠くに西丹沢教室の窓明かりが見え、ようやく一安心しましたぁ!


ゴール到着は16:50。本日の行程は7時間ジャスト!13キロお疲れ様でした!


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この逆周りルートです。



長過ぎてへとへとでもなく、短く余力を余す事無く

程よい疲労と、充実感で終われた山行きでした。

正直、最後にライトを使用したのでゴールするまでドキドキでしたが

無事に戻って来れて安堵感ひとしをです。



3人で無事の握手をし、西丹沢教室の係の方が出迎えてくれたので下山報告。

自分たちの後に、遅れている登山者がいないか確認して

登山終了です。本日自分達が檜洞丸近辺の最終登山者でした。



少し早めにバスが到着しました。文明という蛍光灯の明かりが

暗闇に浮かび上がるとライトに群がる虫のごとく駆け寄り、ぬくもりの世界へ・・・・



峠道で左右に揺れる暖房の効いたバス・・・

疲労した体を、心地よく夢の世界へあっと言う間にお導きです。



1時間後もかからず、御殿場線山北駅へ連れて行ってくれました。

駅前の反対側にある さくらの湯は21時まで営業 

ゆ〜くり体をほぐして、幸せな山行きを締めくくりました。

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最終的に、檜洞丸頂上からの所要時間は2:30かかりました。 

地図タイムは2:10なので20分オーバー それでも早い方だとの結果だそうです。


地図タイムは2:10は健脚の方だそうで、ご参考までに。 


下りは地図タイムより、思ったより時間かかるので

檜洞丸までピストン計画される方はご注意下さいね。 

バスに間に合わなかったら大変ですから! 




実は17:05発の後になんと、1時間53分後に最終便18:58発があるのです!

めっちゃくちゃ時間空いてるし、冬寒空待ってたら寒いし

何としてでも17:05発に乗りたかったので、頑張って行程をこなしました。



このレポートに行程を残して、お役に立てればと思い

やたら細かく、長〜いですが今回記事にしました! 



しかし18:58発は、本当に最後の最後の設定ですね。 

もしアクシデント等で遅くなっても拾ってくれる、有りがたい便です。

出来れば利用しないに越したこと有りませんね・・・(笑)

夏場は利用者があるかもです。


きちんと下山するまでが登山です。 

秋冬は日が暮れるのが早いので、遅発の方はライト必須です。

安全登山と装備準備をしっかりして山を楽しんで行きましょう!


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この便利なガイドブックと地図で調べて
西丹沢を歩き回りました









posted by enykey at 19:51| 東京 ☀| Comment(0) | アウトドア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月03日

秋の西丹沢登山。静かなぶなの森歩き・・・その前編はやや険しいぞ

12/2 師走


新松田駅から〜富士急行バスに乗車  

丹沢湖より更に奥地へ・・・中川温泉を右手に見ながら通過し

車窓は段々と山深くなり、川沿いを1時間10分たっぷり揺られ

西丹沢自然教室へ・・9:36到着


本来は一本前のバスで一番早く着く8:26便が、登山の基本早出には

望ましいのだけれど・・・

夜明けと共に自宅発になるので、前夜まで仕事組にはちょっとつらいぞ。



今回の目的は、ゆっくり西丹沢散策登山。

ルート計画も時間も無理せず行きましょう!久しぶりの西丹沢です。


この時期はかなり静かで、深山を楽しみに初西丹沢2人と共に


山に入ります。


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西丹沢自然教室(ビジターセンター)は、丹沢の山情報基地です。

日没情報は16:30を確認!


今回の行程は西丹沢教室〜用木沢出合〜犬越路〜小こうげ〜大こうげ

檜洞丸〜ゴーラ沢出合〜西丹沢教室 13キロ 

たっぷり約7時間歩く予定です。


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こちらの逆周りのルートで行きます。


係員の方がルート上の危険&注意箇所や、熊情報等を登山届け

記入している時に丁寧に教えて頂き、情報が心強く有り難かったです。



9:50分安全第一でスタート!西丹沢自然教室ゴール時間は

日没後16:50予定なので念の為のライト所持は必須です。 

この時点ではきっと使わないとは思っていましたが・・・  


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ウェルキャンプ場を通過し、舗装路を北へてくてく歩きます・・・

近況報告や非日常空間へのアプローチロードですね。

入山前のわくわくおしゃべりは、山慣れた仲間はみんな嬉しいもの。



下山ルートのゴーラ沢出合を確認し、更に入山口用木沢出合に進みます。

檜洞丸への一般ルートは、西丹沢教室〜ゴーラ沢出合〜檜洞丸ですが

登りルートのツツジ尾根がかなりの急登!

がっつり高度を稼ぐのでぜえぜえポイント!かなりきついんです。

初心者の頃あきらめて何度引き返してきたことか・・・笑 



きつい所を下山ルートに設定して、今回は逆回りに初挑戦です☆


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用木沢出合から右折し、丹沢源流の用木沢沿いに進みます。 

白く大きい石に飛びのり、沢をぐいぐいとまたいで歩きました!


常に耳元に水の音が聞こえ、都会の喧騒をまだ引きずって来た心が

水の色と同じ様に、少しずつ澄んで行きました



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靴も隠れてしまう程の、重なる落ち葉じゅうたん ふっかふかです。

踏みしめれば、さくさくと峡谷に響きます。

そう!これを楽しみに来たのです♪



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やがて沢筋が消え、水が土の下に隠れ見えなくなると


つずら折れの登りが続き、結構角度ありきつい所。


一ふんばり頑張ると、避難小屋のある犬越路に到着。

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登って来た道を見下ろします。 けっこう登ったぞ〜!

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小屋内も昔からとても綺麗に清掃されていて、併設のトイレもあります。

(使用後の紙は持ち帰りです)快適に過ごす事出来て有り難いですね。


この後、檜洞丸に向け南下して行きます。


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初の小こうげ〜大こうげは、かなりの険しい難所でした! 


鎖り場が連続し、しっかり3点支持をして全身を使い

岩をよじ登らないとここを通過出来ません!


いつのまにか、本気でガンバル自分が登場!

いつもの都会暮らしでは味わえない、非日常体験が

不意に訪れエキサイティング!

夢中で難所セクションを、一つずつ慎重にクリアして行きました。



岩の切れ落ちてる角度が急な所や、切れ間が長く、

足場を探す場所もあり、気を付けて通過して下さい。



通過すれば一安心・・・かなりスリリングコース好きな人には楽しめます。

所々景色が開け、見晴らし良さそうなポイントが数箇所ありました。



当日は完全に雲の中でホワイトアウトでしたが、晴れていれば

富士見の絶景でしょう♪視界が10M程だったでしょうか!?

目の前にあるはずの檜洞丸も一向に見えませんが・・・



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霧雨の中から、熊笹の峰がふいに現れました。 

檜洞丸まできっともうすぐです。





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今回使用したガイドブックと地図です。

posted by enykey at 20:23| 東京 ☁| Comment(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする